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 京都 神楽岡鎮座 吉田神社   神仏霊場 京都30番 

七五三詣のご案内
co ~笑顔と成長に神様の恵みを~




お子さまの健やかな成長を祝い、これからの幸せを祈る七五三詣。
吉田神社では、古くから多くのご家族に七五三のお参りいただいております。
ご神前にて吉田の大神様のご加護を得て、迷うことのない素晴らしい人生を歩めます様お祈りし、自分自身もそれに向かって精進することをお誓いする儀式でもあります。
吉田神社は「厄除けの社」として広く知られ、古くから都の人々の暮らしを見守ってきました。そのご神徳にあやかり、七五三詣ではお子さまの無病息災だけでなく、一生を通じての健やかな歩みを願います。
境内に一歩足を踏み入れると、都心にありながらも豊かな自然に包まれ、四季折々の風情を感じることができます。大切なお子様が七五三を迎えるご家族の皆様にとりまして、その厳かな空気は特別な一日をさらに印象深いものにしてくれるでしょう。

吉田神社での七五三詣

七五三詣について
七五三は「数え年(生まれた年を一歳と数える)」でも「満年齢(誕生日を迎えてからの年齢)」でもお参りいただけます。
ご家庭のご都合やお子さまの成長に合わせて、どちらの年齢でも差し支えございません。ご兄弟姉妹でご一緒に参拝される方も多くいらっしゃいます。

また、七五三といえば11月15日が中心ですが、現在ではご家族のご都合に合わせて11月中のいずれかの日にお参りされる方が多くなっています。
ただし、混雑を避けて前後の時期にお参りいただくことも可能で、吉田神社では通年で七五三詣をお受けしています。
原則として予約は承っておりませんが、11月以外での七五三詣をご希望の方はご連絡下さいますようお願い致します。
七五三のおしるし(授与品)

七五三詣をお受けになったお子さまには、神さまのお恵みをいただくおしるしを授与しております。
どれもお子さまの健やかな成長と幸せを願う、心のこもったお祝いの品です。


 

  • 千歳飴(ちとせあめ)
    長寿と健やかな成長を願う伝統の縁起物。紅白の飴には「千年も長く健康で幸せに」という願いが込められています。

  • 福笹(ふくざさ)
    吉運を招き、厄を祓う吉田神社特製の福笹。お子さまの幸せとご家族の繁栄を願う縁起の品です。

  • 子どもお守り
    お子さまをお護りする、かわいらしいお守りです。日々の健やかな成長と安全を願い、お持ちいただけます。

  • 祝箸(いわいばし)
    神さまへの感謝とともに、お祝いの食事の席でお使いいただけるお箸。
    お子さまの成長を祝う心を形にしたお品です。

  • おもちゃセット
     お子さまが笑顔になれる小さなおもちゃの詰め合わせです。中にはお絵かき帳や鉛筆、マーカーなどの文房具も入り、遊びながら創造の心を育むことができます。また、別途カラフルな風船も添えられており、お参りのあとも楽しい時間をお過ごしいただけます。

これらのおしるしは、吉田神社より神さまのお恵みをお届けするものであり、お子さまの人生の門出をあたたかく見守る証となります。

写真撮影について
動画・静止画問わず、ご祈祷を行う殿内での撮影はお断り致しております。
お子様のハレの日である七五三詣ということで殿内での撮影を希望される方が多くいらっしゃますが、ご祈祷終了後の境内にてお願い致します。
なお、中尾写真場以外に境内での撮影を依頼される場合、別途撮影料をお納め頂きます。撮影開始前に必ず社務所までお声がけ下さい。
                     ※中尾写真場公式七五三サイト

※その他、祈祷申込などの詳細につきましては、ご祈祷についてをご覧下さい。

七五三とは

七五三は、三歳・五歳・七歳という人生の節目にあたる年齢で、これまでの成長を感謝し、これからの健やかな未来を祈る日本の伝統行事です。古来より、それぞれの年齢には次のような儀式が行われていました。

三歳「髪置(かみおき)」

平安時代のころ、幼児は産まれてからしばらく髪を剃る習慣がありました。三歳になると髪を伸ばし始める「髪置」の儀式を行い、これをもって子どもが幼児期を終え、成長していく節目とされました。現在では男女ともに三歳でお祝いをします。

五歳「袴着(はかまぎ)」

五歳は男の子が初めて袴を着ける「袴着」の儀式にあたります。室町時代から始まった習わしで、袴を身につけることで「幼児」から「少年」への成長を示し、社会の一員として認められる意味が込められていました。現代でも五歳の男の子の七五三は、この袴着の風習に由来します。

七歳「帯解(おびとき)」

七歳になると、それまで着物を紐で留めていた女の子が、大人と同じように帯を結ぶようになる「帯解」の儀式を行いました。これによって少女として一歩成長した証とされ、将来の幸せと健やかな成長を祈る大切な節目とされています。

こうした由来から、七五三は単なるお祝いではなく、子どもの成長を祝福し、神さまに報告する伝統行事として今に受け継がれているのです。

                                       

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