
七五三詣をお受けになったお子さまには、神さまのお恵みをいただくおしるしを授与しております。
どれもお子さまの健やかな成長と幸せを願う、心のこもったお祝いの品です。

千歳飴(ちとせあめ)
長寿と健やかな成長を願う伝統の縁起物。紅白の飴には「千年も長く健康で幸せに」という願いが込められています。
福笹(ふくざさ)
吉運を招き、厄を祓う吉田神社特製の福笹。お子さまの幸せとご家族の繁栄を願う縁起の品です。
子どもお守り
お子さまをお護りする、かわいらしいお守りです。日々の健やかな成長と安全を願い、お持ちいただけます。
祝箸(いわいばし)
神さまへの感謝とともに、お祝いの食事の席でお使いいただけるお箸。
お子さまの成長を祝う心を形にしたお品です。
おもちゃセット
お子さまが笑顔になれる小さなおもちゃの詰め合わせです。中にはお絵かき帳や鉛筆、マーカーなどの文房具も入り、遊びながら創造の心を育むことができます。また、別途カラフルな風船も添えられており、お参りのあとも楽しい時間をお過ごしいただけます。
これらのおしるしは、吉田神社より神さまのお恵みをお届けするものであり、お子さまの人生の門出をあたたかく見守る証となります。
七五三は、三歳・五歳・七歳という人生の節目にあたる年齢で、これまでの成長を感謝し、これからの健やかな未来を祈る日本の伝統行事です。古来より、それぞれの年齢には次のような儀式が行われていました。
平安時代のころ、幼児は産まれてからしばらく髪を剃る習慣がありました。三歳になると髪を伸ばし始める「髪置」の儀式を行い、これをもって子どもが幼児期を終え、成長していく節目とされました。現在では男女ともに三歳でお祝いをします。
五歳は男の子が初めて袴を着ける「袴着」の儀式にあたります。室町時代から始まった習わしで、袴を身につけることで「幼児」から「少年」への成長を示し、社会の一員として認められる意味が込められていました。現代でも五歳の男の子の七五三は、この袴着の風習に由来します。
七歳になると、それまで着物を紐で留めていた女の子が、大人と同じように帯を結ぶようになる「帯解」の儀式を行いました。これによって少女として一歩成長した証とされ、将来の幸せと健やかな成長を祈る大切な節目とされています。
こうした由来から、七五三は単なるお祝いではなく、子どもの成長を祝福し、神さまに報告する伝統行事として今に受け継がれているのです。
+